法人口座の開設の際の注意点

最近、法人口座を開設するのが難しくなってきているという話は聞いたことがあるかもしれません。 これは本当の話で、多くの銀行が法人口座の開設に対して、以前より厳しい条件を前提としてきています。

その為、ここでは法人口座開設をする際に注意すべき点を、わかりやすく説明します。

 

1. どうせ法人口座開設が難しくなってきているのか?

最近、外国人等に法人が悪用されるケースが増えており、銀行はそのリスクを軽減するために審査を厳格化する傾向にあります。特に、新たに設立されたばかりの法人は、実績がないため「本当に信頼できる会社か?」を厳密にチェックされることがあります。

 

2. 法人口座開設の際のポイント

 

1. 会社の実態を証明する

銀行は、実際にその会社がきちんとした事業を行っているかどうかを確認します。会社の現地を証明するためには、以下のような書類をしっかり準備しておくことが大切です。

  • 登記簿謄本(とうきぼとうほん)
  • 事業計画書(じぎょうけいかくしょ)
  • 実態が確認できる資料

2. 会社の住所や電話番号を確認できるよう

会社の住所や電話番号も確認されます。 特に、事務所の住所がしっかりしているか、連絡が取れる電話番号があるかが重要です。自宅兼事務所の場合でも、事務所としての体制がしっかりしていることを説明することが大切です。

3. インターネット情報

銀行は、会社の信用性をチェックするためにインターネット上でその会社の情報を徹底的に調べます。そのため、会社のホームページやSNSなどで、会社の事業内容や活動について発信しております、特に、ホームページに会社の所在地や連絡先、事業内容をしっかり記載しておくことが大切です。

4. 自己資金

銀行は、会社の経営が安定しているかどうかも重要です。そのため、法人口座を開設する際には、会社の資金がどのくらいあるのかを確認されることがあります。自己資金を極端に少なくするのはやめて100万円以上にしましょう。

 

5. 口座開設目的

法人口座を開設する際、どのような取引に使うのかを銀行に説明する必要があります。目的を明確にすることが大切です。

法人口座開設は、以前よりも難易度があがっていますが、しっかりとした準備をすれば可能です。 ポイントは、会社実在性と今後の活動をしっかりと証明することです。事業計画やホームページで会社の内容を発信し、銀行に安心して得られる体制を整えることが重要です。


福岡市で法人開設に不安がある場合は、税理士・行政書士に相談することで、安心して手続きを進めることができます。

 

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