質問
公庫は、取引先の「格付け」をしているのですか?
質問者:以前、地域金融機関では金融検査マニュアルに基づいて、取引先企業について、資産査定、債務者区分を、行ってると聞いています。破綻懸念先や破綻先については、融資はできないといわれましたが、公庫においては、一般の金融機関と同じように、債務者区分というのがあるのでしょうか?仮に、あった場合、債務者区分にしばられたかたちで、融資の判断をされるでしょうか?
今は、金融検査マニュアル廃止とか、事業性評価融資というところが言われている中で、
公庫における融資と債務者区分との関係について、お聞かせください。(公庫)
民間金融機関さんは、取引先全部について、資産査定をして、債務者区分をつけられていますよね。
私どもも、債務者区分はしていますが、どちらかというと、
1件あたりの金額はそんなに大きくないので、債務者区分に縛られるというよりは、
決算書や預金通帳、税金の領収書等々、現状がわかる現物を見て審査しています。
ですので、欠損が出すぎていて、格付けが低くなるような場合でも、一概に、「今は無理だ」
という見方はしていません。
そこが、一般の民間の金融機関さんと違うところかなとは思います。
質問
審査に通りやすい書類の書き方とは?
公庫への提出書類の一つに、創業事業計画書とかありますが、こういった書類は、どう書けば、担当の方に、より伝わりやすくなるでしょうか?それと、申請者に、これだけは伝えて欲しいというような内容がありましたら、教えてください。(公庫)
例えば、創業計画書においても、手書きでされる方、パソコンで打たれる方、
いろいろいらっしゃいます、
実は、字がきれい、汚いとか、「てにをは」を修正しないといけないとか、
そういう細かなところは見ておりません。
ご本人が、その計画について、ご本人の言葉で語れているかどうかが重要だと思っています。確かに、士業やコンサルタントの先生方に入っていただくと、きれいな計画書はできますが、そのようなきれいな計画書の場合、本人が、その内容を理解されていないという場合が多々あります。こういう場合が、私どもとしては一番つらいです。
字が汚いといっても、文字が読めないというのは困りますが、字は汚いけれども、事業内容を理解して、自分で経営しているという方。自分の言葉で、きっちり、書いてあることを語れる方。
こういうことが、私どもが一番重視しているところだと思います。
きれいであればいい、そうじゃなければ悪いとか、そういう見方ではなくて、
まずは、創業の場合ですと、自分の事業は自分の言葉で、ちゃんと語れる方。
あと、やはり、経験から出てくる言葉というのは、重みがあると思いますので、
そういうところでの経験について、きちんと説明できる。
あと、創業の自己資金の貯め方。
こういったところを見ていますので、書類については、
「本人が自分の言葉で語れるものであること」
というのが、最重要だと、私どもは見ています。たまに、難しい言葉が出てきて、ご本人さんに聞いてみたら、
「これ、何だったっけ」ということを言われると、
私どもも、「ん?」って、肩すかしをくらうかたちになってしまいますね。
質問
特に、創業融資の場合というのは、創業計画書を出しますよね。
創業計画書で、すべての自分のビジネスを説明しきれないじゃないですか。
そういうときは、それを補完する資料を用意しておいたほうがいいのか、
それとも、その部分については、面談のときに聞かれた時に答えるべきなのか、
どちらがいいのでしょうか?(公庫)
できれば、事前に書類なり、サンプル品、写真とかを見させていただくと、担当者もイメージしやすいかなとは思いますね。開業計画書以外に、別途資料を添付しておいたほうが、公庫としては審査がしやすいということはいえると思います。必須ではないのですが、人に説明をするのに難しい事業をされる場合は、そのような、補足説明資料は、つけておいていただいたほうが、助かることもあります。
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