
夜のテーブルで、ふと不安になる日はありませんか?
ご夫婦で、あるいは数人の仲間で会社を回していると、一日はあっという間です。
昼は現場とお客さま。夜、家のテーブルや事務所の片隅で、通帳と請求書を広げる。
「今月、うちは儲かってるのかな」
「今年の税金、いくらくるんだろう」
気にはなっている。でも、確かめる時間がない。
通帳の残高は、「今いくらあるか」しか教えてくれません。
儲かっているのか、税金はいくらになりそうか、半年後もお金は足りるのか。
それがわからないまま走り続けるのは、メーターのない車で遠出するようなものです。

仕入れを増やすか。人を雇うか。値上げするか。設備を買うか、待つか。
小さな会社では、こうした社長の一つひとつの判断が、そのまま会社の将来になります。
そして、判断の質を大きく左右するのが、そのときの社長の心の状態です。
不安なときの判断は、どうしても焦りに引っぱられます。
一方で、数字が見えていて、「ここまでは大丈夫」という基準があれば、攻めるときは攻め、待つときは待つ、と落ち着いて決められます。
安心して下した判断は、結果として会社に利益を残します。
月次決算は、その「判断の物差し」を、社長の手元に届ける仕組みです。
1年分をまとめて締めると、利益も税金も、わかるのは期末を過ぎてから。
「こんなに払うの?」と知ったときには、もう手の打ちようがありません。
途中で数字を確かめていれば、「今年はこのくらい」と早めに見えて、納税のお金も落ち着いて準備できます。

「お金が足りなくなったら借りればいい」。そう考えている社長は少なくありません。
でも銀行から見ると、資金が尽きかけてから慌てて相談に来る会社は、「数字を見ていない会社」「返せるか不安な会社」に映ります。
本当にお金が必要なときほど、借りにくい。これが現実です。
借りやすいのは、余裕があるうちに、最新の数字を示して相談できる会社です。
当事務所では、社長のご依頼にもとづき、試算表や決算書を銀行へ直接、無料でお届けする仕組み(TKCモニタリング情報サービス)も使えます。
税務署に申告したものと同じデータが届くので、「この会社の数字は信頼できる」と見てもらえます。
税務署からの連絡は、ある日突然きます。そして調査は、過去数年分さかのぼって行われます。
「少しくらいなら大丈夫」「うちは小さいから見られない」。そう思っている社長ほど、注意が必要です。
売上の計上漏れや、会社と家のお金の混同が「隠した」「ごまかした」と判断されると、話は一気に重くなります。
法人税だけでなく、消費税や地方税、社長個人の税金にまで及ぶこともあります。
7年分の税金に、重いペナルティと利息が一度にのしかかる。小さな会社にとっては、経営そのものを揺るがしかねない金額です。

そして、帳簿がずさんだと、それが「単なるうっかり」だったのか、説明すること自体が難しくなります。
毎月の数字を専門家と確かめていれば、迷った取引はその都度整理され、「何を聞かれても説明できる帳簿」が自然とできあがります。
調査の連絡があっても、落ち着いて向き合える。その安心は、日頃の積み重ねでしか手に入りません。

事業の道のりには、目に見えない地雷がいくつも埋まっています。
税金の思わぬ負担、資金繰りの谷、届出の期限、税務調査、銀行との関係。
どれも、踏んでから気づいたのでは遅いものばかりです。
私たちの役割は、その地雷のありかを先回りしてお伝えすること。
「この時期は納税が重なります」
「この取引はこう残しておきましょう」
「銀行には今のうちに相談を」
毎月の数字を一緒に見ているからこそ、早めに、具体的にお伝えできます。
地雷の場所がわかっていれば、社長は安心して、本業とお客さまに力を注げます。
一つの地雷を避けられるだけで、その価値は、顧問料をはるかに上回ることも少なくありません。
私たちは、社長が前だけを見て進めるよう、足もとを照らすパートナーでありたいと考えています。

数字がわからないと、不安はふくらみ、つい夫婦や仲間にきつく当たってしまう。
数字がわかれば、「じゃあこうしよう」と同じ方向を向いて話せます。

税理士・行政書士 鹿田 知倫
税金も、銀行も、税務調査も、日々の判断も。
小さな会社の社長は、そのすべてをひとりで背負いがちです。
だからこそ、会社の数字をいつも一緒に見ている専門家がそばにいることが、いちばんの備えになります。
数字は毎月こちらで締め、お会いするのは2か月に1回。
お忙しい皆さんの時間をなるべく取らずに、会社の「今」と「この先」を一緒に確かめます。
安心・安定した状況で、できるだけ長く経営を続けたい方のそばに。
ご相談は 092-841-5550(平日10:00〜17:00)まで、お気軽にどうぞ。